武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

今朝の三枚おろし【言葉が足りないとサルになる/岡田憲治 】

2011年07月11日~07月15日
2011年07月18日~07月22日 AM東海ラジオ放送まとめ

「うぜえ」「きも」「やば」「ありっぽくね?」
「全ては政治とカネの問題ですよ!」
…これらは幼児=サルの使う言葉である。


言葉が足りないとサルになる言葉が足りないとサルになる
岡田憲治
亜紀書房

おバカタレント、おバカキャラ、本当はバカじゃない。
バカは、バカじゃなきゃできないと昔はよく言ったものだが。
うぜえー!と、その叫びは言葉はではない

「今、いちばん必要なのは、世界の安全と平和。」
「世界平和を守るために、我々は戦うのである。」

…この言葉の矛盾に気がつくか?
目指すことがを“絶対に良いこと・正しいこと”になると、幼児語になる。
世界の安全と平和とは何か?説明がなされていない、不足している。


悪いことがまったくできない世の中は、ぜったいに良いこともできません。

こんな世の中に、そんないい人が居たのか…!?
悪いことのばかり起こるなかに、発見がある。

同じように、言い間違いがない世の中は、感動する言葉も生まれない。
たくさんの言葉が、豊かな言葉の数々が、世の中を改善する。
サッカーが強くなったのは、言葉が豊かになっていたからだ。

なぜ、日本のサッカーが強くなれたのか?
選手が強くなったから?監督が素晴らしいから?いいやちがう。
著者は言う『たくさんの言葉を使って喋る人が増えたからである。』

そういえばサッカー選手の本が売れてますよね、と水谷さん。
一般の人が、サッカーの戦術などを語らうことも増えた。
昔は、応援といえば太鼓たたいてばかりだったのに。


たくさんの言葉を使ってサッカーをする人が増えてきた。

ゴォォォォォォール!!!!と連発するアナウンサーがいなくなった。
ゴールと騒ぐのを嫌がったファン。抗議もふえたらしい。

武田さんの論。
オシム監督あたりから、変化として、ありありと実感できてきた。
当時の中田選手への記者からのインタビュー。

 記者:アジアの強豪を迎えての一戦いかがですか?
 中田:…なにがですか?
 記者;あのシュートを蹴ったときの気持ちは?
 中田:気持ちは特にありません。
 記者:次のサウジ戦に向けて一言!
 中田:…特にありません。

中田が「無礼だ」批判されたという、このやりとり。
しかし冷静に見ると、記者はサッカーのことをひとつも聞いてない。
答えてもらいたいことは決まっている、お約束のインタビュー。

中田ヒデは乗っからなかった茶番。
英訳できない記者のインタビュー。

そして記者にもっとも殺気立って物議をかもした、オシム。
「ここは教会ではありません、私に何をお願いしてるか具体的に言って下さい。」
「ニッポンのサッカーにおけるマスコミは40年間、成長していません…。」

メディアに対するオシムの厳しい態度がサッカーを飛躍的に成長させた。
日本のサッカーを成長させたのは、言葉なのである。



2週目につづく。

本書は2010年に書かれた。
民主政権が誕生した興奮が混じりつつの文章が時代に合わない部分があるものの…
と前置きしたうえでの2週目。

政治を語ることの難しさ。
政治家はお金を持ってはいけない、とメディアがよく語る。
政治家は、貧乏でなければならない…これはなんだろうか?

しかし、お金がかかる理由に言及しないメディア。
赤坂の議員宿舎のマンション家賃が、相場より安いと叩く。

国会議員は、庶民ではない事実。
政治家の前に人間だろう、と追求する一方で、
人間である不完全さを主張すると、政治家としてあるまじきと追求。


強いリーダーシップを持つ人は、庶民の味方じゃない。

勢い!決断力!判断力!信念への強引さを発揮するリーダー。
家康、信長、秀吉…あこがれの日本のリーダーは、
言うこときかない庶民は皆殺しにする。

反論する者は抹殺する、こんな人間が強いリーダーなのである。
菅さん、あなたは一般のオヤジなんですよ、と武田さん。



内田樹さんの話へ脱線し、構造主義の話へ、さらに脱線。
人は交換するために物を、お金を、産みだすのである。

人間は交換することに命をかける。

これを言葉に置きかえてみる。
言葉を気持ちと交換する。


感情や思考があるから、言葉が出るのではない。
言葉は、感情や思考をつくるのである。


つまり、君が好きだから感情が高ぶるのではない。
「君が好きだ」と言ったから感情が高ぶるのである。

ちょううめえ、くそやっべえー!と言いながら、まんじゅう食べてもいい。
しかしその言葉は、味覚を一言も伝えていない。
幼児語は、どんな感覚をも生み出せないのである。


たくさんの言葉を交換できる人、それが豊かな人である。
政治、プロスポーツは、言葉なのである。
(言葉が豊かでなくても成立してしまうが。)


・相撲は言葉が貧弱な世界。

・小田和正さんの「うれしくて言葉にできない」は嘘である。

・会いたい、うれしい、寂しい、は幼児語である。

・正しい言葉づかいの人は、「正しい」という言葉を使わない。


朝から屁理屈が続々、紹介される。
パッと聞いて分かるだろうか?

「あいつは正しくないぞ」なんて責める態度。
その責めの姿勢・態度は正しいのだろうか?


無力な人間に最後にできること、それは人を励ますこと。
それは俺、得意なんですよ!と鉄矢さん。

締めは著者のこの言葉。

話し始めよう、そして考えよう。
声帯が震えると、世界が浮上してくる。



言葉が足りないとサルになる(亜紀書房)/岡田憲治


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
スポンサーサイト
[ 2011/07/22 20:09 ] 【お】岡田憲治 | TB(0) | CM(0)
著者別
最新の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。