武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【雪男は向こうからやって来た/角幡唯介】

2012年01月09日~01月15日 AM東海ラジオ放送まとめ

いるのか!?雪男。

ノンフィクション作家の著者。
元朝日新聞記者、描写は的確。

キチっとした経歴をもつ著者が、何を求めて雪男を題材にしたのか?

雪男は向こうからやって来た雪男は向こうからやって来た
角幡 唯介
集英社

どれだけ読んでも雪男は居るのか居ないのか分からない・・・
このタイトルを期待する読者は、全て裏切られる。

小野田さんを見つけた人は、雪男を探しにヒマラヤへ行き、雪崩に巻き込まれ亡くなっていた。

この本を面白くする人物、鈴木紀夫さん。
フィリピン・ルバング島で小野田寛郎さんを救出した冒険家。

彼の死を調べるほど、不思議がどんどん沸いてくる。
亡くなる12年前、既にヒマラヤに通っていた。
少年パンチに雪男の存在を「確信がある」と発言。

見つけるまで人に言わない。
身内の人には、相当の自信を持って「居る」と言っていた。


1975年のエベレスト入りは冗談、遊びだった。
夏場のキャンプ、一週間の滞在で異様な動物を発見。

群れで5頭、それは類人猿、全身まっ白。
雪男の家族の群れではないかと思われる被写体。

8ミリフィルムで撮影した映像と写真があった。
どのマスコミにも言わず、家族の前で上映会。

・・・全てぼやけて見えない映像。現像したフィルムも何もない。
鈴木さんは、その場にへたりこんだという。

アルバイトでお金を貯めて、12年間で6回もヒマラヤに行った。
本当に見たんだ!と母親に訴えた鈴木さん。
日記に「雪男、お前さえもう一度出てきてくれたら」とある。

雪男には意味がある。

一度見てしまったその人を虜にしてしまう。
本のタイトル「向こうからやってくる」・・・「向こう」とは!?

彼は雪崩に巻き込まれてしまう男ではなかった、と周囲は言う。
最も危険なポイントにピッケルを持たずキャンプを張った。
彼はそのポイントで、なにか強烈なものを見たに違いない。

見えないものを見てしまった・・・これは誰にも起こりうる。
UFOや龍もそう。人間は想定内のものしか想定できない。

想定外を見た人を、もうちょっと大事にしてほしい。

著者は鈴木さんと同じ場所でテントを張った。
「これほどまでに雪崩の危険を感じる場所で、なぜ鈴木さんは?」

見た人は死ぬと言われる雪男。
見たという事実を受け入れて、自分を変えるしかない。
雪男から選ばれた人は、その運命から逃れられない。

虚構かもしれないが、これほどまでに人を動かす。
人は、虚構に触れると強烈な行動を起こす。
もしかすると、虚構がなければ人は変わらないかも知れない。

ありえないってことはありえないんだ!と水谷さん。
心のどこかで「雪男なんて・・・」と思ってしまう。



雪男は向こうからやって来た(集英社)/角幡唯介



武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ
「かにタク言ったもん勝ち」
9:15頃~放送/平日
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[ 2012/01/13 00:26 ] 【か】角幡唯介 | TB(0) | CM(0)
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