武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【胎児の世界/三木成夫】

2013年08月26日~2013年08月30日 
2013年09月02日~2013年09月06日 AM東海ラジオ放送まとめ

十月十日、胎児でいたころの、すっかり忘れた生命記憶。
内蔵など体内にしっかり残っている。

胎児の世界―人類の生命記憶 (中公新書 (691))胎児の世界―人類の生命記憶 (中公新書)
三木 成夫


右ページが活字、左ページが絵。

本は、その配置が読みやすく、分かりやすい。
たいてい右が活字で左が絵にレイアウトされている。

携帯電話をあてるのは、右耳か左耳か。
気がつかないうちに、電話の内容で決めている。
右が仕事の電話で、左が家庭へ架けるとき。


もともとはヤツメウナギだった人間、
恐竜時代を経て日本列島に至る1億年。

すさまじい気候の変化の中、生物は形態を変える。
子宮を作るようになった動物もいれば、早産で育てる動物もいた。

胎児をどうやって母の袋まで誘導するか?
乳を舐めさせて袋まで誘導する。
そこで発達した唇、そして顔ができあがる。

男女の愛撫、舐める吸う行為は生命進化を辿るのではないか。
ここまで語ると本物のスケベですよと水谷さん。

内蔵記憶は、他の者が操っている。

トキメキは明らかに内蔵であり、寂しさも腹の底から来る。
自分ではどうしようもない「何か」がある。

自分を構成するほとんどが借り物であり、
お返ししなければならないのではないか。

古生代、発達した魚類は水陸を往復している。
エラで生きるか、肺で生きるかを迷う時代。

イルカやクジラは陸から引き返したグループ。
何を考えて海に戻ったんだろうか。

胎内で進化するヒトの胎児。
トカゲ→魚類→ナマケモノ→猿へと変化する胎児。

産婦人科の出産は白衣の医師に囲まれ、病と同じ扱い。
一方、自宅で行う助産婦さんによる出産は病気ではない。

いのちとは、思い出の固まりなのである。

たった一つの答えで解ける問題ではない。
日常のなかにある、生命とは何だろうか。
過去のできごとの、それぞれのくりかえしである。


胎児の世界―人類の生命記憶 (中公新書)/三木成夫
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[ 2013/09/07 11:20 ] 【み】三木成夫 | TB(0) | CM(0)

今朝の三枚おろし【内臓とこころ/三木成夫】

2013年05月20日~2013年05月24日 AM東海ラジオ放送まとめ

村上春樹さん読みました、と切り出し。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
ベトナムのライブを機会に読みました、と鉄矢さん
その話はまたお手紙のときまでのお楽しみ。

内臓とこころ (河出文庫)内臓とこころ (河出文庫)
三木 成夫
河出書房新社


こころの正体は内臓?

東大の内蔵学者の著者。養老さんの先生だという。
心は内蔵でできているのではないか。

膀胱(ぼうこう)感覚、おしっこが近くなる老人。
膀胱に限らず、肛門ほか内臓は、中身が詰まると入り口が閉まる。
入り口が閉まるから、トイレに行きたくなる。

その排泄ストレスは、夢に出てくる。
排泄に関する夢を見るのは人間独特のもの。鳥は見ない。

そういった「内臓不快」がこころを作っているのではないか。
腑に落ちない、などの内臓感覚が心理につながる。

ニンゲンは管(くだ)である。

ヒトの先端は、口先と舌。
終端は尿管と肛門。
管の内側は外である。土管だってそう。

のどから舌が内臓のはじまり。
全ての人類には、のどを飾る習慣がある。
舌は手足と同じ筋肉でできている。

ほ乳、なめ回す、など舌で覚える子供。
舐めたものは大人になっても記憶に残っている。
手触りのスタートは舌触りである。

胃袋は空になると縮むが、独自のリズムを持つ。
夜、空腹になって寝るが朝はそうでもなかったり。

胃袋のもつ個性は、心そのものではないか。

胸の奥から・・・腹の底から・・・と表現する。
食と性が重なっていることもそう。
「食べてしまいたいほど。」

動物は、餌をとる場所と子供を産む場所をはっきり分ける。
しかし、人間はキッチンと寝室が同じ空間内にある。

釣りの餌「ゴカイ」は念に1度、満月の夜に繁殖する。
2匹が卵巣と精巣を切り離し、接合させて増える。

「はらわた」と「天体周期」が同調している。
こころの正体「内臓」は遠くの宇宙と同期している。

こどものコミュニケーションのはじまり、指で指しはじめる。
それも決まって人差し指。次に親指と人差し指で「つまむ」。
ミケランジェロの壁画、映画ET,人差し指から意志が入る。

ヒトの子供が立ち上がるのは獲物を追うためではない。
視界を拡げ、彼方を見ようとする意志である。



本の表紙は、胎児の顔。
米粒程度の大きさの時は、まが玉のような形をしている。
その顔を正面から見ると、魚の顔をしている。エラもある。

それがトカゲの顔になり、なまけものの顔になり・・・
(表紙の顔は、なまけもの時の顔である。)

もう亡くなった著者。
大学の講義後には拍手喝采が起きたという。
もっと読みたいと鉄矢さん。




内臓とこころ (河出文庫)/三木成夫
[ 2013/05/21 09:24 ] 【み】三木成夫 | TB(0) | CM(0)
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