武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【ドラッカーの講義/P.F.ドラッカー】

2010年12月13日~12月17日
2010年12月20日~12月24日 AM東海ラジオ放送まとめ。

2010年を締めくくる「ドラッガー」というキーワード。
大ヒットした高校野球の女子マネージャーのドラッガー本に始まり、
チリ事故の際にリーダーシップを発揮した人が読んでたらしい、ドラッガーの本。
日本の多くの企業のトップが、ドラッガーの唱えるメネジメントを使っている。

ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~
P.F.ドラッカー リック・ワルツマン

アチーブメント出版 2010-09-30
売り上げランキング : 993

共産体制の崩壊やドイツ統一・ソ連崩壊など、を予言・的中させている。
200~300年に一度起こる激変について、ドラッガーさんの例えが美しい。

その激変をこう例えている、
“まるで万華鏡を回すような現象と言っていいでしょう”。

※武田鉄也さん語録

そして、2010年がまさにその万華鏡のような現象が起きた年になる、
そうドラッガーさんが言っていたらしい…?これは興味をそそられる。

万華鏡は、ほんのわずか回すだけで、
中に入っているものは全く同じなのに、ちがう景色が見える。

政府は何をすべきか?この議論をする時代はもう終わり、
政府に何ができるのか?という視点に切り替わる。

日本人が憧れる教育者とは、ボランティアである
※武田鉄矢さん語録

ドラッガーさん曰く、日本の識字率の高さは、
寺子屋からはじまった非営利組織の成果である。

そういう成果をもたらす地元・ローカル組織が
2015年以降には、最優先課題となるであろう。

…義務教育ではない、寺子屋ボランティアシステムの可能性。
その日本の古き寺子屋システムが、新しい組織を作る人材を育てる。

義務教育を受けると、政府を倒す力がなくなる、と言った人がいるらしい。
寺子屋で育ったボランティア精神をもつ人材が、
政府を倒してまでも新しい組織を作る力を持っている。


…ドラッガーの講義の三枚おろしは、
…2週にわたってつづく。


経済問題。
実在しないドル(お金)が溢れている、
そんな通貨経済(=金融貨幣)の実態を例えて、こんな風に表現。

まるで、胴元のいない博打をやってるみたいなんだよ。
あ、うまいこと言ったなオレ。

※武田鉄矢さん語録

木の札はもらえるんだけど、それを丁場(町場)に持っていくと、
小判に換算してくれないから、賭場から出られない…そんな状況。


人口問題。
知識労働者の少なさ・知識労働者の生産性、これが問題だ。
肉体労働者の生産性はどんどん上がっている(機械の発明とか)

これから起こる、重要な変化は、すべて中国から始まる。
現在、中国13億の人口のうち、8億人が農業人口である。
13億の民に、最高でも、農業人口は4億で十分なのである…。

ドラッガーの言葉「世界は、統合されつつ、分裂する」
経済はますます統合されつつ、政治は分裂していく。

例えば、ドラッガーは言う。これからやることは、組み合わせ。
自らに足りないものを自覚し、それを補うものと組み合わせてみる。

作っては壊し…
作っては壊し…
繰り返すことで、新しい世界の見方のデザインを生み出す…。
などなど、ドラッガーの講義は、深く、永く読み終えたあと100年以上もつづく…。


ドラッカーの講義(アチーブメント出版)/P.F.ドラッカー


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
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基本のマネジメントと、もしドラ。 …今朝の三枚おろし紹介著者

ドラッカーが分からない理由。

「よく聞くドラッカー、読みたいけど…まず何を読めばいいの?」
そんな人は、このマネジメント基本の原則と、「もしドラ」セット買いがオススメ。

マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版] もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
2010年もしドラの大ヒットで聞いたドラッカー
コンビニの企画本コーナーにもドラッカー解説とかあるし、
なんかドラッカーは良いらしいぞ…でも、難しそう…

ぼくも今だにそう思ってます。
なんせ、ドラッカーのお話はむずかしい…。
けれど、立派なことを教えてくれてることだけは、たしかなんです。

画像左のマネジメントを読んだ女子高校生が、
自己・自他マネジメント力を発揮して、野球部を立て直していく…
そういうお話なんです。

だから、この二つをセットで本棚に置いといて、
まずはドラッカーのマネジメントを読む→むずかしくて挫折しそうになる
→そしたら、もしドラを読む→飽きてくる→気分転換にドラッカーへ…
とまあ、読み飛ばすような感覚で、気楽に読んでます。

不真面目なようだけど、それでいいと思ってます。
冒頭から順番に読んで、すべてを理解していくことはとってもむずかしい。
頭で理解するより、共感できる言い回しやなんかを“体験する”。

蓄積された言葉たちが、少しずつ自分の肥やしになっていくのです。
ぼくは、そう信じてます。



マネジメント - 基本と原則(ダイヤモンド社)/ドラッカー
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(ダイヤモンド社)/岩崎夏海



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経営者の条件 …今朝の三枚おろし紹介著者

自分が経営者だと、自覚している人へ。

会社勤めしてたころ、社長のデスクの上にコレが置いてあった。
それをきっかけに、ドラッカーを知った。

ドラッカー名著集1 経営者の条件ドラッカー名著集1 経営者の条件
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社

社員とは言え、自分がこの会社を経営してるつもりになろう!
と息巻いて、ドラッカーの言葉を読むうちに、気分が良くなってきた。
気分で仕事しちゃいけないとか言う人いるけど、そんなことないと思う。

社員やってる以上、経営者の気分になって頑張ることはできる。
でも、どこまでいっても自分の資本ではないので、社員の枠の中。
そんなジレンマと戦いながら、モチベーションを上げていくための気分。

気分、気分、と気分を良くしていきながら経営を想像する。
そのうちに不思議と、自分も経営者になれるのだと理解するようになる。
自分なんか経営者になれっこないと、心のどこかで決めつけてなかっただろうか?

可能性は無限大、死ぬ気になればなんだってできる!などなど
他人のことなら好き勝手に言いたい放題言ってきた人へ、
「…じゃあ、あなたはどうなんですか、教えて下さい。」と言いたい。

自分自身への問いかけと、向き合いと、実戦。
くり返す地道な努力の先にこそ、本当の実力があると、僕は信じている。

社長だからスゴい。
賞をとったから偉い。
デキる奴は最初からデキる。

こういう決めつけに対して、ハッキリとアンチを唱えるなら、
ぜひドラッカーを読んでみて欲しいと思う。


ドラッカー名著集1 経営者の条件(ダイヤモンド社)/ドラッカー



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ネクスト・ソサエティ …今朝の三枚おろし紹介著者

官僚政治は、良いシステム。
今だから、見直そう。


ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまるネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
P・F・ドラッカー 上田 惇生
ダイヤモンド社

ハケン・失業・少子化・高齢化・インターネット…
世界中で同時多発的に起こっている混乱の要因を見つめるドラッカー。

“次の時代には何が起きるのか?”をズバリ言い当ててきた人。
その洞察力と、世界中の人たちがすがりたくなるような分析。

“では、その次の時代に我々はどう生きるべきか?”
その答は誰にも分からない。ドラッカーは死ぬまで考え続けた。

こうだ!こうすればよい!と言った明確さはないものの、
混乱の本質をハッキリと指摘している。


ドラッカーは、日本人メディアが「けしからん、けしからん」
と唱え続けている官僚システムは、必ずしも悪いことばかりではないと言っている。
その古き良き日本システムの中に、答のヒントがあるんじゃないか?

もう一度、ぼくらのおじいさん・おばあさんたちの暮らしを知りたい。
自分たちが正しいと信じた資本主義社会の崩壊を受け止める心の準備をしよう。



ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる(ダイヤモンド社)/ドラッカー


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日

ドラッカー『赤本』を一覧で …今朝の三枚おろし紹介著者

15巻もあると、順番に読もうとするとしんどい。
自分に興味あるタイトルを無作為に選んでもいいし、
一気に揃えてしまってから、ランダムに読むのもいい。
その都度、時々の、自分に応じた、新しい発見があるにちがいない。



1 自分が経営者だと、自覚している人へ。
ドラッカー名著集1 経営者の条件

ドラッカー名著集1 経営者の条件

自分自身への問いかけと、向き合いと、実戦。
この本については、いま僕がじっくり読み進めているので、
経営者の条件のブログ記事を、読んでみてほしい。
(読んでる本のブログ記事は、随時、追記・更新中です。)




2 景気に左右されないビジョン
ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

経営者としての自覚を持つことはできている。
しかし、これから取るべき行動のイメージには、常に迷う。
迷うあまり、焦ってしまった!と後悔する結果もしばしば。
時代には関係なく、経営の基礎を明確に意識する、つまり経営体制を立て直すヒント。




3 経営の“肩のチカラを抜いて”
ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

経営の真理を理解したならば、すぐにでも行動に移せる。
「ちょっとまった、他の経営学も見てみよう」
「コンサルに相談してからにしよう」なんて悪いクセが抜ける。
会社経営の“肩のチカラを抜いて”しまう安定剤にもなるドラッカー経営論。




4 仕事ヌキでやる方法。
ドラッカー名著集4 非営利組織の経営

ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営

「仕事ヌキでやるよ!」とかそういう仕事のあり方…うまく言えないけど…
仕事以外で人の役に立つ力が、結局は仕事と社会の役に立つ。と思っていた。

そんな矢先、非営利組織がスゴいんだとドラッカーさんが言ってたなんて!
非営利組織…NPOやNGO。その役割の実現のために必要な理論・ノウハウ。
日本社会をよくする経営、もっとも興味深い内容だと思う。次はこれ読む予定。




5 時代に追いついてないかも、と、感じた時に。
ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神

イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集)

イノベーション=かっこ良く言えば、進化。
進化なんて誰にでもできるもんじゃない、と思いがちな進化。
発展・新しいアイデア・発想の転換…特別なことじゃない、誰もができるんだ!

…その方法論を説いた、新しい時代に生きる日本人のためのバイブル。
答えは、意外にも見落としていた、身近なところにあることが多いらしい。




6 事業計画書を書く前に。
ドラッカー名著集6 創造する経営者

創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)

新しく事業を始めるとき、ある事業経営の幹部に昇進したときなどにお勧め。
ひとくちに事業といっても、事業って何ですかという問いに答えられるのか?
事業とは、と定義を考えることなく、事業、事業と言ってませんか?

経営学や社会学、ときには哲学まで盛り込んだドラッカーの事業論。
変わることのない本当の事業の意味を、理解しておきたい。




7 荒れた社会をゆく、経済。
ドラッカー名著集7 断絶の時代

ドラッカー名著集7 断絶の時代

グローバル社会、と言われてもピンと来ない人には是非オススメしたい。
タイトルの断絶は、経済と政治の断絶ということなんだと思う。
現代社会に生きる人が直面する、経済と政治の歪みを予言した本。

昔からみた現代の予言なので、なんだ予言かと思えばびっくり。
ほとんどの指摘が論理的に的中していることに、驚くにちがいない。
その論理性の中に、現代を生き抜く力とヒントが隠れている。




8 資本主義の終わりを認めよう。
ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

今まさに、この瞬間こそが、資本主義が音をたてて崩れ去っているとき。
ドラッカーは、予言者のように騒ぎ立てているのではない。
歴史的な視点で現代を予測し、仮説を立てて、実証している。

差し迫った現代の危機や状況を、一歩引いて、わかることができる。
残念ながら、資本主義社会は、終わっているのである。
知識社会とは自分にとってなんなのか、考え始めよう。




9 戦争が終わったら。
ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

まず最初に分かっておくべきことは、この本はヒトラー政権になった直後、
つまり今から70年以上前に書かれた、ということである。

なぜ、そんなにも大昔のことを、今読むのか?
それがドラッカーのスゴいところで、理由はとっても簡単。
ドラッカーの考えてることが、100年以上も進んでいたからである。

全体主義から脱した社会が進むべき道を、必死で考えたドラッカー。
企業の責任・社会とのつながり方をしっかりと定義しようという意識。
それは単なる反戦主義ではない、未来への変化の扉だと言える。




10 戦争をしない社会へ。
ドラッカー名著集10 産業人の未来

ドラッカー名著集10 産業人の未来 (ドラッカー名著集―ドラッカー・エターナル・コレクション)

第二次大戦後の産業社会=アメリカ社会の「役割と責任」をバシッと指摘。
今のアメリカ社会と比べながら読み進めると、アメリカの欠点が浮き彫りになる。

グローバル化にあたっては、アメリカの態度はどういうものであるべきか?
ひいては、インド・中国・ブラジル・ロシア…そして我が国・ニッポン。

ドラッガーの提示した「理想の指標」から逸脱した歪みに、
どんな態度でもって自分が生きていくのかを、考えるきっかけにしてほしい。




11 企業がやれること・やれないこと。
ドラッカー名著集11 企業とは何か

ドラッカー名著集11 企業とは何か

GM=誰もが知ってるアメリカの大企業“ゼネラルモーターズ”の内部から
成功の秘密・秘訣・あるべき姿を解明している…だけじゃないのが本書のミソ。

社会的責任とか言いはじめると難しくなってしまうのだけど、
要は、『企業がやれること・やれないこと』の定義をハッキリさせている。
やるのにやってないのか、やれないのにやろうとしてるのか…

定義をハッキリと示すことで、現状と対策が正しく理解できる。
自分の会社を、どんな風に理解すれば良いのか、その指標となる本。




12 ドラッカーの人生そのものが、答えになってる。
ドラッカー名著集12 傍観者の時代

ドラッカー名著集12 傍観者の時代 (ドラッカー名著集 12)

いろんな場面で出てくるドラッカーの言葉・名言。
その言葉の力・素晴らしさは分かるんだけど、そもそも、ドラッカーはどんな人なの?
どんな背景を持ってて、どんな人と出会い、どんな人生を歩んできたのか?

ヨーロッパからアメリカへ渡る、ドラッカーとドラッカーの心。
凡人には信じられないような半生を知ることができます。

この本の独特の書かれ方・ものの言い方から伝わってくる、
独自の自己分析方法と、客観的な視点こそが、タイトル『傍観者』を表している。




13 14 15 マネジメント・上中下 
ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践
ドラッカー名著集14 マネジメント[中]―課題、責任、実践
ドラッカー名著集15 マネジメント[下]―課題、責任、実践

ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践 ドラッカー名著集14 マネジメント[中]―課題、責任、実践 ドラッカー名著集15 マネジメント[下]―課題、責任、実践

ドラッカーの集大成を読むためには、このシリーズは欠かせない。
エッセンシャル版もでているので、そっちを先に読んでもいいかも。
>>マネジメント・エッセンシャル版の記事へ




※ドラッカー名言集一覧

ドラッカー名著集1 経営者の条件
ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
ドラッカー名著集3 現代の経営[下]
ドラッカー名著集4 非営利組織の経営
ドラッカー名著集5 イノベーションと企業家精神
ドラッカー名著集6 創造する経営者
ドラッカー名著集7 断絶の時代
ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会
ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり
ドラッカー名著集10 産業人の未来
ドラッカー名著集11 企業とは何か
ドラッカー名著集12 傍観者の時代
ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践
ドラッカー名著集14 マネジメント[中]―課題、責任、実践
ドラッカー名著集15 マネジメント[下]―課題、責任、実践





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