武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【正しいゴルフの習い方/ラリー・ネルソン 】

2011年07月25日~07月29日 AM東海ラジオ放送まとめ

このネタで1週間は長いかも…?
いやまあでも今週はこのネタで!

導入。
著者ラリーネルソン、24歳でプロ、今ではゴルフ殿堂入り。
ゴルフ道を説く著者の説の中に、処世術・気付きを見る。

ターゲット(=カップ・旗)に向かって打ってはいけない。

なぜなら時として、ひどいスイングでも旗に向かって飛ぶことがある。
再現性。自分自身のできるスイングを今やったかどうか?
それがゴルフとうスポーツなんだよ…なかなか深い。

エグゼクティブのための 正しいゴルフの習い方エグゼクティブのための 正しいゴルフの習い方
ラリー・ネルソン 伊藤 守
ディスカヴァー・トゥエンティワン


良いスイングを見るとき、注意しなければならないこと。
「良いスイングはこうなってるんだな~」と見てはいけない。
自分の欠点を良いスイングの中に見つけていてはいけない。

イメージしろ!なんて言われてやってみたりして…。
それは、うまくいくわけがない。

たとえば他にも言える。
「電車の中で化粧する、床に座る奴は許せない!」…なんて言う人は、
電車に乗ると、必ずと言っていいほど、化粧して床に座ってる奴を探す。

これは報道メディアにも言える。たとえばインタビュー。
新橋駅まで今夜聞いた震災への意見が、全ての意見ではない。
学ぶものを自分で決めてしまって、それだけを学ぼうとする。


人は言葉に反応しない、意味・解釈に反応する。
スキーと同じ。自分が行きたい方角を見るだけで、その方向に行く。

遠くを見ると、嫌なものばかり見つけようとする。

バンカー・ラフ・池・風…意識しただけで、障害物が寄ってきてしまう。
キャディさんに教えてもたっらばっかりに、隠し池にポチャ。

これからの行き先にある障害物を数えるのではなく、
今まさにこれから行うスイングに集中しましょうよ!

自分は自分にどんな質問をしていますか?質問が私たちを行動させている、ゆえに質問そのものが重大なんです。…私をどうするかの質問を自分にしなさい。

人間を動かすのは自分の言葉である。
アドレスに入る。どんな玉を打とうか?落ちついているだろうか?考える。
どんな質問を自分にすればいいのか?それは目的を持った質問をすること。

自分のこれから行うスイングが、きちんと飛ぶイメージどおりに動くのか?
今この状況で、いちばん警戒しなければならないミスは何か?
目的を持って質問をくり返し、こだわらずに行動を変化させていく。


得意とする感覚の個性を知ろう。

自分が優位としている感覚を自覚すると効果的に上達する。
視覚、聴覚、触覚、言語、4つのタイプがある。

視覚。
フィニッシュを気にする人なんてそう「見て覚えるタイプ」

聴覚。
耳がいいプレーヤー。ザクッ!!っといけ!とか言う人。

触覚。
駅のホームで傘をふる人なんか触覚優位型。
なんか接近してくるひと、後ろから抱きついてきながら教える人。
おしりプリーンおしりプリーン!とか言うコーチもそう。

言語。
これは典型的に私!(=鉄矢さん)だと自覚している。
自分の言葉で言い換えないと分からない。

昨今のメディアは視覚優位だから注意しなければいけない。
視覚から学べる人以外は混乱しやすい。


いかにして学ぶことを学ぶか?
イメージをすること、自分に向かって質問をすること。

命令してはいけない、質問をする。

まっすぐ打て!ここは飛ばさなければ!これは命令、質問ではない。
今、身体の調子はどうか?どのようなスイングが適しているか?
そうしなければ、イメージが浮かばないのである。

イメージが浮かんだら、別のイメージが出てくる前に打たなければミスをする。
分裂していく自分を、どう統合していくか…!?

分かる分かる…!と水谷さん。
鉄矢さんも大納得。

正しいスイングよりも、自分のスイングをせよ!
正しいというのは、たったひとつしかない。
正しいというのは、もっとも窮屈なユニホーム(サイズに合わなければ不愉快)

…とここで終了。
また秋口のゴルフシーズンでやろうかな?



正しいゴルフの習い方(ディスカヴァー・21)/ラリー・ネルソン


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
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今朝の三枚おろし【言葉が足りないとサルになる/岡田憲治 】

2011年07月11日~07月15日
2011年07月18日~07月22日 AM東海ラジオ放送まとめ

「うぜえ」「きも」「やば」「ありっぽくね?」
「全ては政治とカネの問題ですよ!」
…これらは幼児=サルの使う言葉である。


言葉が足りないとサルになる言葉が足りないとサルになる
岡田憲治
亜紀書房

おバカタレント、おバカキャラ、本当はバカじゃない。
バカは、バカじゃなきゃできないと昔はよく言ったものだが。
うぜえー!と、その叫びは言葉はではない

「今、いちばん必要なのは、世界の安全と平和。」
「世界平和を守るために、我々は戦うのである。」

…この言葉の矛盾に気がつくか?
目指すことがを“絶対に良いこと・正しいこと”になると、幼児語になる。
世界の安全と平和とは何か?説明がなされていない、不足している。


悪いことがまったくできない世の中は、ぜったいに良いこともできません。

こんな世の中に、そんないい人が居たのか…!?
悪いことのばかり起こるなかに、発見がある。

同じように、言い間違いがない世の中は、感動する言葉も生まれない。
たくさんの言葉が、豊かな言葉の数々が、世の中を改善する。
サッカーが強くなったのは、言葉が豊かになっていたからだ。

なぜ、日本のサッカーが強くなれたのか?
選手が強くなったから?監督が素晴らしいから?いいやちがう。
著者は言う『たくさんの言葉を使って喋る人が増えたからである。』

そういえばサッカー選手の本が売れてますよね、と水谷さん。
一般の人が、サッカーの戦術などを語らうことも増えた。
昔は、応援といえば太鼓たたいてばかりだったのに。


たくさんの言葉を使ってサッカーをする人が増えてきた。

ゴォォォォォォール!!!!と連発するアナウンサーがいなくなった。
ゴールと騒ぐのを嫌がったファン。抗議もふえたらしい。

武田さんの論。
オシム監督あたりから、変化として、ありありと実感できてきた。
当時の中田選手への記者からのインタビュー。

 記者:アジアの強豪を迎えての一戦いかがですか?
 中田:…なにがですか?
 記者;あのシュートを蹴ったときの気持ちは?
 中田:気持ちは特にありません。
 記者:次のサウジ戦に向けて一言!
 中田:…特にありません。

中田が「無礼だ」批判されたという、このやりとり。
しかし冷静に見ると、記者はサッカーのことをひとつも聞いてない。
答えてもらいたいことは決まっている、お約束のインタビュー。

中田ヒデは乗っからなかった茶番。
英訳できない記者のインタビュー。

そして記者にもっとも殺気立って物議をかもした、オシム。
「ここは教会ではありません、私に何をお願いしてるか具体的に言って下さい。」
「ニッポンのサッカーにおけるマスコミは40年間、成長していません…。」

メディアに対するオシムの厳しい態度がサッカーを飛躍的に成長させた。
日本のサッカーを成長させたのは、言葉なのである。



2週目につづく。

本書は2010年に書かれた。
民主政権が誕生した興奮が混じりつつの文章が時代に合わない部分があるものの…
と前置きしたうえでの2週目。

政治を語ることの難しさ。
政治家はお金を持ってはいけない、とメディアがよく語る。
政治家は、貧乏でなければならない…これはなんだろうか?

しかし、お金がかかる理由に言及しないメディア。
赤坂の議員宿舎のマンション家賃が、相場より安いと叩く。

国会議員は、庶民ではない事実。
政治家の前に人間だろう、と追求する一方で、
人間である不完全さを主張すると、政治家としてあるまじきと追求。


強いリーダーシップを持つ人は、庶民の味方じゃない。

勢い!決断力!判断力!信念への強引さを発揮するリーダー。
家康、信長、秀吉…あこがれの日本のリーダーは、
言うこときかない庶民は皆殺しにする。

反論する者は抹殺する、こんな人間が強いリーダーなのである。
菅さん、あなたは一般のオヤジなんですよ、と武田さん。



内田樹さんの話へ脱線し、構造主義の話へ、さらに脱線。
人は交換するために物を、お金を、産みだすのである。

人間は交換することに命をかける。

これを言葉に置きかえてみる。
言葉を気持ちと交換する。


感情や思考があるから、言葉が出るのではない。
言葉は、感情や思考をつくるのである。


つまり、君が好きだから感情が高ぶるのではない。
「君が好きだ」と言ったから感情が高ぶるのである。

ちょううめえ、くそやっべえー!と言いながら、まんじゅう食べてもいい。
しかしその言葉は、味覚を一言も伝えていない。
幼児語は、どんな感覚をも生み出せないのである。


たくさんの言葉を交換できる人、それが豊かな人である。
政治、プロスポーツは、言葉なのである。
(言葉が豊かでなくても成立してしまうが。)


・相撲は言葉が貧弱な世界。

・小田和正さんの「うれしくて言葉にできない」は嘘である。

・会いたい、うれしい、寂しい、は幼児語である。

・正しい言葉づかいの人は、「正しい」という言葉を使わない。


朝から屁理屈が続々、紹介される。
パッと聞いて分かるだろうか?

「あいつは正しくないぞ」なんて責める態度。
その責めの姿勢・態度は正しいのだろうか?


無力な人間に最後にできること、それは人を励ますこと。
それは俺、得意なんですよ!と鉄矢さん。

締めは著者のこの言葉。

話し始めよう、そして考えよう。
声帯が震えると、世界が浮上してくる。



言葉が足りないとサルになる(亜紀書房)/岡田憲治


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
[ 2011/07/22 20:09 ] 【お】岡田憲治 | TB(0) | CM(0)

今朝の三枚おろし【「声」の秘密/アン カープ 】

2011年06月27日~07月01日
2011年07月04日~07月08日 AM東海ラジオ放送まとめ

導入。
石川さゆり【バナナの叩き売り芸】の声が素晴らしい。
芸のラストは「バナナー!!」と叫んで終わる。

「声」の秘密「声」の秘密
アン カープ Anne Karpf
草思社


声は、もっとも深い個人情報。

3.11以降、自分の声の出し方も変わったなぁ…と鉄矢さん。
覇気がなくなったような気がする。
一方で、全く声が変わらない人もいるんですよ。

声には、人間の本当の秘密が隠されてる。
声の中にこもる個人情報。文字には込められない情報。

声帯だけではない。頭蓋骨に響かせて内耳に届く声。
だから自分の声って自分で聞くと、なんかイヤだ。
鉄矢さん声は、嫌われやすい声、イヤミな声と自己分析。


産声。
初めての人間の声。
お母さんの声をお腹の中で聞いて、泣く練習をしている。
そして必ず、ラの音で泣く赤ちゃんの産声の不思議。

一泣き、0.6秒。規則的・連続的に泣く。
お腹が空いたときの欲求を表現している。

3~4秒泣いて、7秒ほど止めて、また3~4秒泣く。
これは排泄、おしめを取りかえてほしい合図。

初めて覚える言葉。
ばびぶべぼ、まみむめも、から覚える。
ママ、マァマなどから始まる赤ちゃん言葉。


KY=声が読めない

空気読めないのではなく、声が読めない。
声から相手の感情を察する能力の低下に注目したほうがいい。

言葉ではく、声に反応するのである。
・おかえり
・ただいま
・どうしたの?

声が分からないと、人間はおそろしく思う、怯える。
人間の怒りの声を、怒りだと識別できない性犯罪者。
女性の怒りの叫びを、うれしそうな悦びの声に勘違いした青年。

その声に、どんな感情が込められているのか?
マリリンモンローの甘え声を聞いて、失神した人の話。



声の大きさの不思議。
80デシベルを超えると、怒りの声に聞こえる。
中国人の声が大きいので、怒っているみたい。

人は言葉に傷つくのではなく、声に傷つくのである。

日本語のスミマセン、に込められる思いは「もう話したくない」。
愛している、に殺意を込めることができる。
てめぇバカヤロー!の言葉には、最愛の意味もある。
ある日、女房が言う「そんな人だったの…」とボソリに傷つく。

そして人は、言葉ではなく、声に励まされるのである。


世界の声文明から孤立した国、日本。
女性の声が高すぎる。高い声の女性を好む日本人。
小室哲哉の高音キーしかり。歌い手も困惑。

高い声はニュース番組には向かない。
しかし小宮悦子は低かった、努力の結果の低い声。
信憑性、信頼性を勝ち取ったという小宮悦子。
(小宮さんは、声帯を痛めていたらしい。)

アメリカでは、話しが重大になると、声が高く大きくなってくる。
中国では、重大な話になると、声は低く小さくなる。

西洋人の3倍ほどの相づちを打つ日本人。、
水谷さんは最も相づちが少ない。

…いろいろ面白い調査結果がでてくる「声」の秘密。
2週目につづく。




2週目。
声については不思議の国ニッポン。相づちが長い。
少しつっかえながら話す人に好感をもつ。
一方、流ちょうに話す人に、疑いもつ。

人は、語ろうとする言葉よりも、語るまいとしする失語から真実を得ようとする。

武田鉄矢さんは、断定口調で人から嫌われる…と自己分析。
そんなお手紙も多くもらっていると言う。


低い声が人を惹きつける。
ルーズベルト大統領の声の低さ・テクニック。
一般人と紅茶を飲み、自信にあふれた明瞭な発音で、希望のみを語るラジオ番組。

声について歴史上の人物ヒトラー。
ヒトラーの声はかん高くて響かない。演説も上手じゃない。
ホールで響かせ洗脳・煽動するという発見をする。

ヒトラーの逆を言ったチャーチル。
冷静さをなくした声だという印象を与えないために、
常に低い声でゆっくりと、間を取るテクニックを使ったチャーチル。

ブッシュ、ゴア、ケリー。
ゴアとケリーは声に魅力が足りなかった。
そこでブッシュは気がついた。訛りを敢えて全面に出した。

ブッシュの言い間違いや、問題発言。
アメリカ人は不思議と、家族と話しているような気にさせられる。
南部からやってきたおじさんと話すような、安心感を覚える。

アメリカ大統領は、バーベキューに呼びたくなるような人

日本風に言うと、一次会も二次会も呼びたくなる奴。
形式的な場では引き締まり、くだけた場では盛り上がるような人物。


ここから本の内容から離れ、日本の政治家の声について語りだす。
小泉元首相、少なくとも一次会の乾杯の音頭はやらせたくなる。
圧倒された迫力。自民党をぶっこわす!の声に「こいつ本気だな」を感じさせる。
深いのか、浅いのか、何を考えているのか最期まで分からなかった首相。

元首相の声をイメージして、麻生さん、阿部さん…二次会には呼びたくない。
谷垣さんも二次会には呼びたくない。

福田さん…福田さんは使い道がある!意外と声がいい。
枝野さん…武田鉄矢と同じ声の響かせ方でダメだ!と自己分析。
そして小沢!これがまた二次会に呼びたくなるから不思議。

…と、最期は脱線して終わった「声」の秘密。



「声」の秘密(草思社)/アン カープ


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
[ 2011/07/08 17:37 ] 【ア】アン カープ | TB(0) | CM(0)
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