武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【アルカナシカ/田口ランディ】

2011年08月29日~09月02日 (ネタ帳をなくして2週とばし)
2011年09月19日~09月23日 AM東海ラジオ放送まとめ

じつに不思議な寄書

霊感なんか全くないという著者。
しかし、霊感の存在するしないは言わない。
世界とはそもそも「ある」のか「ない」のか・・・?

アルカナシカ  人はなぜ見えないものを見るのかアルカナシカ 人はなぜ見えないものを見るのか
田口 ランディ

角川学芸出版

世界はそもそも、あるか、なしか、で語るモノではない。
「あるかなしか」と重ねた言葉で表現できるものではないか。


つかみはばっちりという冒頭は、ある忘年会の話。

作家になる前の著者ランディが、1997年。
とある奇妙な忘年会へ招待されたことから始まる。

その忘年会のメンバーは、かつて昔の“スプーン曲げ少年”たちの忘年会。
今年の超能力についての反省も踏まえての忘年会だったという。

なんともはや、閉店後の水族館を貸し切ったりして驚き。
テレビメディアに使い捨てにされた“中年エスパーたち”の晩餐会。

朝日テレビがインチキの烙印を押したスプーン曲げだった。
1997年・・・最近、スプーン曲げで評判の奴がテレビに出てる!
そいつの名前はミスターマリック!手品師じゃん!と落ち込む一同。

青い龍がでてるよと言われたランディ、翌年、本が売れた。
そして、本当にスプーンが曲がるところを見てしまった。
奇跡のように、自分が作家になることができた・・・!

自分の運命の不思議さと向き合い始めるランディ。



シンクロニシティ。
鉄矢さん自身のシンクロニシティ体験談を語る。
誰にでもあるという不思議なシンクロニシティ体験。

不思議を否定・批判する人について考える。
ここで批評家、小林秀雄の言葉の引用。

脳は精神の機能ではない。
いわば、オーケストラの指揮者の指揮棒である。
たどるべき音の一つ一つを指し示すのが、脳の役割である。


カント。
霊能者との議論で、彼を否定できなかった。
それが純粋理性批判だったという。


田口ランディの挑戦。
超自然体験を、なんとか表現できないか・・・!?
あるかなしかの線上を歩くような表現はできないか!?

ここで本書より武田鉄矢さんが大興奮した言葉。

ユング的アプローチとレヴィ・ストロース的アプローチの統合

ユングの普遍的無意識。
レヴィ・ストロース構造主義。

ユングのように人間の無意識に接近しながらも、
レヴィ・ストロースのように野生の思考をもつ・・・??

鉄矢さんの難しい言葉がつづく。
フリーズずる水谷さん。

太古、人間の心は、ひとつしかなかった。
太古、人間の肉体は、ひとつしかなかった。
その始まりは、私たちの中にある。

宮崎駿の世界を考えてみよう。
異物・異世界が通り過ぎるストーリー、光景。
突如、巨大なカエルが登場する村上春樹。

普遍的意識に近づく言葉を持っている
子どもは遊び道具がないと、自分で回り始める。
世界を違う目で意識したいという変性意識。


ランディさんの不思議体験に関する研究。
奇跡のりんごの木村さん、何度も空飛ぶ円盤に乗ったらしい。
矢追純一さんの弟子に会ったりしている。

昭和15年生まれの老人、Sさん。
満州で捨てられた日本人、平原から港まで1000キロ歩く。
鉄道をつたい、太陽を方角しるべにひたすら歩く。

豚まん売りが後ろから付いてくる。
ダイヤモンドと引き替えに豚まん。
ダイヤモンドが無ければ、子どもと引き替えに豚まん。

母とはぐれて、奴隷にされたSさん。
逃げ出したは良いが氷点下の中、孤独に歩く。
ある日、太陽めがけて歩いていると、UFOがやってきて・・・




と、次週につづく予定。
・・・だったが、ネタ帳なくして2週はさんで後編を再開。

あるかなしか、ありました!
・・・ネタ帳が。

ふたつの太陽に追われた少年の話のつづき。
満州の荒野に現れた太陽・・・それはUFOだった。
UFOに追われながら歩いて行くと、探し続けた母親に再会した。

たきぎをお母さんと拾いながら、再び表れたUFO。
「ああ、お空のお皿さんやねえと」言いながら、
ただただ、UFOを眺める母と子ふたり。

UFOを見ても、スグに忘れてしまう人と覚えてる人がいる。
だからUFOを見た人は多いんじゃないだろうか?
忘れる人を、UFOは選んでいるんじゃないだろうか?


ユリゲラーの活躍

スプーン曲げでまだまだ活躍中。
曲げたスプーンをキャデラックにくっつけて走ったり。
予知能力を利用して、政治や軍事に助力してみたり。

日本には強固なファンクラブもあるという。
能登半島の温泉ツアーで、超能力で遊んだり。
その宴に偶然遭遇し、一緒に超能力で遊ぶ参加したランディ。
大根の芽を発芽させる超能力。タネはあります、なんて。



いきなり脱線。
ここで唐突に量子物理学、見ている側が物質を変化させる世界。
1933年、ユダヤ人学者が中性子を利用した核分裂を発想。

よくわからない西洋学問を救うのは、東洋思想と空海。
ランディが占星術と神話に日本への救いを求めている。
それは、太陽の力を借りることによって、である。

日の丸、日本。まさに太陽の国である。
決して暗い話しをしている訳ではない!

田口ランディが必死になって探る世界の真実。
わけわかんない言葉が散っている日本社会を、
ランディは全くちがう言葉でを語りたかったのでは?



アルカナシカ 人はなぜ見えないものを見るのか(角川学芸出版)/田口ランディ


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
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[ 2011/09/23 11:24 ] 【た】田口ランディ | TB(0) | CM(1)

今朝の三枚おろし【日本を再生!ご近所の公共哲学/小川仁志】

2011年09月05日~09月09日
2011年09月12日~09月16日 AM東海ラジオ放送まとめ


田口ランディさんのつつぎをやるはずっだが、急遽ネタ変更。
理由は、鉄矢さんがノートをなくしちゃったから。
なんでだろう?と唸りつつスタート。

日本を再生!ご近所の公共哲学 ―自治会から地球の裏側の問題まで (生きる技術!叢書)日本を再生!ご近所の公共哲学 ―自治会から地球の裏側の問題まで (生きる技術!叢書)
小川 仁志
技術評論社


鉄矢さんの試み。
机の上に載ってた3冊の本を、一日で一気に読んだ。
どうやったら日本が元気になるんだろう?というテーマで、
まったくバラバラのテーマの本を3つ読む試みをした鉄矢さん。

時代は、政治を置いてけぼりにしている。
経済だってよくわかんない。


世界がうまくいってない気がする。
強権オバマさんでも、アメリカがまとまらない。
イギリスの暴動、中国の鉄道もなんだろうかアレは?

世界の川底が変化している。
なのに我々は、川面しか見てないのではないか?

キーワードはドラッカーの提唱する『ガールスカウト』
ネクターと呼ぶ繋ぐもの。地域から政治を変える。
ティーパーティー運動・・・茶飲みから世界へ影響させる。


グローバリズム。
人間の集団を分けて、区切っていく。
一家に一台で良かったテレビや電話を「一人に一つ」。
個人を際ださせる「あたなのための○○○」が戦後経済。


割り切りすぎた個人は、寂しくなってしまう。
バラエティ番組見ながら一人で笑ってしまう。



ちょっと脱線。

“かっこよさ”が変わってしまった。
鉄矢さんの主観、指を抜かずにダイヤルを回す仕草が知的に見えた。
受話器を肩にはさんでメモを取る姿、なで肩でできなかった鉄矢さん。

モノと人とがおりなすカッコよさ。
アイパッドの指の動き・・・つっつきまわす、はじきとばす・・・仕草。
アレをかっこいいと思ってやってるサラリーマン・・・いるじゃねえか。

あの指の動きが、現代のかっこよさ。

グローバリズムの話に戻す。
個人の欲望を刺激し続けることによって、
全体の欲望が膨張し、それが国家への欲望を増大させる。

かつての東アジアのセオリー。
欲望が熱を生み、その熱で秩序を生みだす。
熱を産みだすためには、欲望を一極化させる。

例えば、○○を持っていることは、豊かである。
社会を勝ち負けで分けている・・・そんな時代が終わろうとしている。



世界中に散見する価値観のズレ。
共通の理想が無くなってきている。

公、私・・・の2極に加えて、もうひとつの概念の必要さを訴える。
著者いわく『グローカル』グローバルではなくローカルを意識した地域社会。
ドラッカー言うところのガールスカウトの概念と同じ。


なんで?やさしいんだ!

他人の痛みを分けあう価値観を世界に見せた、日本の震災。
地域で隣人と助け合う感覚こそ、あたらしい幸せの言動力。

個人同士の衝突でお金を生む、例えば訴訟社会アメリカ。
抜け駆けはゆるさない!個人主義はもうだめだ、横に拡がらない。

高齢化、この言葉自体が矛盾しているのでは?
高齢化した人とはなんだ?若くして死ななかったんじゃないか。
高齢化が問題になるということは、「若死に」を増やすということか?

人間と書いて(じんかん)と読む人が居る。
人と人の間に生きるのが人なんだという感覚、考え方。



ここで唐突に本が変わる。2冊目の投入。
(3冊の本から知識構築する試みが、今回の三枚おろし)

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学
ロビン ダンバー Robin Dunbar
インターシフト



人間の脳は、ものすごく不経済だ。
体重の2%しかない脳が、摂取エネルギーの20%を使う。

カップル・夫婦関係を結ぶ動物は、脳が巨大化する。
フクロウ、カラス、オウム、オオカミ・・・ほ乳類の50%。
相手の立場で考えるストレスが、脳を大きくする。

フリーセックスを唱え続ける奴って、なんかバカっぽい。
やりっぱなしはノーストレスだが、脳が大きくならない

生存、闘争で発達するオスの脳。
子育てのリスクを他のメスと分かち合うメスの脳力。
まさに脳は、人間(じんかん)を目指し、大きくなったのである。

人は、集団をつくために進化をした。
人が集団を作ったのではない。
集団を作るうちに、人間になったのである。



適正な集団の数。150人が限界。
共同作業をやるときの、最大の人数は、T社でも150人。
宗教、会社組織、遅刻と病欠が最も少ない150人。

歩兵中隊も150人、大学の研究者も150人が適正。
農作業もそう、なかなか面白い。

そして最小単位は、
3の倍数。

海援隊・・・3人でよかったよなぁ。
パヒュームもそうなんじゃねえか?KARAは6人だっけ?
と、次週へつづく。



2週目。
KARAは5人組でした~!と訂正から。
3の倍数じゃなかったから揉めたのかな?

バレーボール6人、9人。野球も9人。サッカー11+監督。
12ラウンドのボクシング、相撲は15日間・・・
ちょっとこじつけっぽい気もするけど「3の倍数」の話。

人間の見方は、私、相手、仲間という3軸でみなければ
モノとエネルギーの2軸に、アインシュタインが加えた「空間」

しかしe=mc二乗が、なぜ原爆につながったのか分からない・・・
空間そのものにエネルギーが存在するとう考え方・・・?
ここで登場する3冊目の本。

量子力学は世界を記述できるか量子力学は世界を記述できるか
佐藤文隆
青土社


・・・わからん!

ニュートン、ガリレオまでは目で見えるから、分かりやすかった。
しかし量子力学・・・5分の1くらい読んで・・・挫折した本。

しかし、ここまでの話を量子力学と結びつけてみたい!
結びつかないんじゃないですか?と突っ込む水谷さん。


ミクロ世界。
目で見えない分子たちの世界がある。

エネルギー世界を支配しているのは時間ではない、質量である。

いかな微笑なものでも、連続して動けば動くほど、
巨大な熱・エネルギーを生み出す。e=mc二乗!速ければ速いほど。
しかも動くという情報が与えらえ続けている限り、熱を生じることができる。
これが原子力なんですよ。

非常に分からない、意味を理解しづらい量子力学の世界。
その発見・発明が今まさに私たちを苦しめている・・・。


原子、素粒子・・・最小単位の小さな「もの」が世界を構成している。
それは波と粒(つぶ)。粒でありながら波である。

ハイゼンベルグの不確定性原理

不確定性原理という語感が好き、と鉄矢さん。
この話を加山雄三さんから聞いたらしい。
「君といつまでもじゃないよ、あの人の本性は!」と叫ぶ。


深く考えるな!ざっとでいいじゃん!
それがコペンハーゲン解釈、実用化できるなら使おうよ!
そうして産まれた携帯電話やMRIなどの最新機器。

ここまでくると、物理学は東洋哲学に近づいてくる。
空海「風を求めるな!汝よ風となれ!」これが不確定性原理。


暑さも寒さもない物理世界。
ミクロもマクロも別世界で、重なり合っている。
世界は、多世界・多元宇宙。一つではなく、たくさんの次元が重なっている。

この解釈をリアル世界に持ち込めば・・・
歴史的集団からテーマ集団への移行をしようじゃないか!

歴史的なコミュニティ、マンモスを狩る分業から始まった国家の形成。
モノ、エネルギーを中心とした集団形成からの脱却を提案する。

人は、量子的に振る舞うべき時代が来たのではないか?


獲物を目標としない、人間の情報を中心とした社会づくり。
人間のもっている情報とは、それは・・・表情である。

表情の中心、笑顔を基本とした表情の解釈。
ものづくりを目標とせず、笑顔を目標とした集団ができるのではないか?
鍋を囲むようにして、仲間と暮らすことが脳の新しい側面を活性させる。

新しい生き方、哲学とは、脳のもつ新しい可能性にあり、
歴史の常識から脱却した集団形成にあるのではないか・・・?

鍋を囲めば、一人で食べるよりも皆が仲良し。
おいしいものは、仏様にも供えて分かち合いましょうよ。
簡単に言えば鍋・・・水谷さん解釈で救われた難しすぎる話。



日本を再生!ご近所の公共哲学(技術評論社)/小川仁志
友達の数は何人?(インターシフト)/ロビン・ダンバー
量子力学は世界を記述できるか(青土社)/佐藤文隆


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
[ 2011/09/16 09:17 ] 【お】小川仁志 | TB(0) | CM(0)
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