武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【失敗の本質/野中 郁次郎】

2012年11月26日~11月30日
2012年12月03日~12月07日 AM東海ラジオ放送まとめ

大日本帝国がなぜ敗戦したかを徹底的に問う。
壮大なテーマですね・・・と水谷さん。

失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
野中 郁次郎
ダイヤモンド社


反戦・平和は横に置いといて。

組織論として読んでほしい。
なかなかの名著である。


まず、日本は負けることにも失敗した。
戦争には負け方がある。戦争を、最後の外交とみてみる。

25ある島のうち、米軍に取られた島は8つ。
日本が守っていた島は戦略的に価値が低かった。

ノモンハン事件。まだ歴史は乾いてない。
ロシアにとって、日本に勝った証拠は北方領土しかない。

状況は日中戦争。はじまりは小さな島の国境紛争だった。
司令部は「一度勝ったことあるロシアだ」程度の認識。
しかし現場との温度差は大きかった。

ヒトラーを恐れたスターリンは独ソ不可侵条約を締結。
ポーランドへ攻めた途端、日本へ攻め入る。

偵察団が全滅し、戦火は拡大する。
エスカレートする軍隊は制御不能になった。
物量で圧倒的に負けていた日本軍は勝負にならなかった。

鉄矢さん演じる「麺類のコマーシャル」の社長は、
ノモンハンの生き残りだった…と少し脱線あり。


内閣は総辞職し、政治は機能しない。
ノモンハンに取り残され、包囲された第23師団。

7割の死傷率、ほとんどが救出されず。
国際的には、戦力が3割が死傷すれば負けを認めていい決まり。

戦死者7696名
戦傷8647名
行方不明1021名
合計17364名


これほどの敗北でありながら、大本営は関東軍を叱らなかった。
学校の成績が優秀な人ほど、馬鹿な判断をする。
貧乏なお侍さんの子ほど、戦場で才能を発揮したという。

戦争にだけ才能のある人っている。
高杉晋作、普段は困った人でも戦時には大活躍。

お勉強はできるけど、生きる力のない人。
そんな人には戦争をやらせないほうがいい。

関東軍の暴走は、二つの役割を持たせてしまったことにある。
国境線を守るための守備隊が、満州の行政もしてしまう。
次第に自分たちの王国だと慢心してしまう。

一つの組織に二つの役割を持たせては行けない。

原発もそう「やっぱり危ないですよ」と言える知恵はなかった。
原発の安全と、地方の福祉を一緒にしてはいけなかった。
現地の人は「やってもらってるから多少のことは・・・」になる。

首相と原発所長を直接会話させること自体が間違いだった。
なんでも直せく対話させればいいというものではない。


無能な作戦参謀の命令で友人を失った生き残りがいる。
普段は黙っていても、根が深い怨恨は今も残る。

しかしここで新事実があった。
ロシアの死傷者も18000人ほどいたという。

白兵戦は相打ちで死んでいった勇猛果敢な兵士。
日中戦争では、撃墜された零戦はなかった。

屈強な兵士に、最強の空中戦。
これで日本は負けた。

○○が得意だから日本は良いんだ!と思った瞬間、負ける。
韓国に負けた白もの家電なんかもそう。

そんな「失敗の本質」をノモンハンとは別のネタで、三枚におろします・・・と締め。



失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇(ダイヤモンド社)/野中郁次郎


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ
「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
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[ 2012/11/28 09:53 ] 【の】野中郁次郎 | TB(1) | CM(0)

今朝の三枚おろし【寅さんとイエス/米田彰二】

2012年11月12日~11月16日 
2012年11月19日~11月23日 AM東海ラジオ放送まとめ

一種の文化論。
キリスト教関係の著者。

何が本当で何が正しいか分からない。

宗教の解釈とは、アイデアである。
寅さんの印象を聖書に探す著者の取り組みは、頷かざるを得ない。

寅さんとイエス寅さんとイエス (筑摩選書)
米田 彰男
筑摩書房


聖なる無用

愛は触れることではない、寄り添うことである。
寅さんは贈与するが、返礼は受けとらずに旅に出てしまう。

2011年3月の震災。
仮設住宅で打ちひしがれる人々を励ますために、
プロジェクターを持っていき、見たい映画は「寅さん」だった。

単なる娯楽だろうか?
神にすがるがごとく、寅さんにすがったのではないか?
著者は、寅さんにイエスと共通した宗教性を感じた。


ここから鉄矢論。
寅さんに宗教性があるのは当たり前。
寅さんは、盆と正月に上映されていた。

著者も言う、寅さんには神話の形式が潜んでいる。
尊き身分の人が、卑しい低い身分の中へ紛れ込む。
寅さんは一度ハブに咬まれて死んでいるが、下町へ蘇る。

復活を目撃したエルサレムの人々と同じ、私です!と鉄矢さん。
奄美大島へ大揺れする船で丼を食べたり喜劇のシーン。
島へ着き、ハブと格闘して咬まれる。

笑い芝居をやりながらも徐々に毒がまわる開演。
唖然とする周囲の人々と涙の出ない妹のさくら。

ここからが衝撃のラストシーン。
アパートの一室に線香があがっている。
突如ドアが空いて帰ってくる寅さん。お茶を出すさくら。

ふと見ると寅さんはいない。部屋を見回し探す。
窓から見下ろすとブランコに乗った寅さん。
お兄ちゃん!と叫ぶさくらを、恋人が抱きしめる。

「寅さんは死んだんだ!」と言われ号泣する妹さくら。
誰もいないブランコが揺れている。

あんな殺し方をすることはないだろう、と抗議が殺到。
大阪のやくざ者が動き出したという。嘘か誠か。

故郷がそっくりな虎さんとイエス

エルサレムを東京とすると、ガリラヤは水元公園あたり、
江戸川がヨルダン川にあたる。
あの名乗りもそっくりに置きかえられる。

ヨルダン川で産湯を使い、姓はナザレ、名はイエス。
人読んで、イエス=キリストと発します。

ばったり寅さんとイエスが会ったらどうなるのか?
著者は詩を書いている。寅さんに置きかえて読む鉄矢さん。

寅さん 「おまえさん、遠くからきたのかい?」
イエス 「はい、非常に遠くから来ました。」

寅さん 「ふうん、長くかかったかい?」
イエス 「はい、長くかかりました。」

寅さん 「へえ、どうしたんだい、青白い顔してさ。」
イエス 「旅で疲れたのでしょう。」

寅さん 「ふうん、で、おふくろは達者かい?」
イエス 「はい。」

寅さん 「おふくろはなんて名前だい?」
イエス 「マリアと申します。」

寅さん 「おい、どうしたんだいその手の怪我は!?」
イエス 「いえ、どうしたという訳ではありませんが・・・」

寅さん 「あ、わかった!おめえ俺と同じ渡世人だな!?」


寅さんから世間を教えてもらったという鉄矢さん。
純情編の泣ける話を涙ながらに語りつつ、次週へ続く。



2週目。
イエスは笑ったのではないか?
弟子たちと赤ワインで一杯やってるイエス。

人間は絶対にひとりじゃ生きていけない。
そこに早く気が付かなければいけない、分かるかい寅次郎くん。

蔑まれている人のほうが、先に天国に行ける。
イエスは単純な人が好きだった。寅さんもそう。

インテリというのはですね、考えすぎるからテレビの配線のよう。
ごちゃごちゃ混み合っている。その点、寅さんは単純である。


メロン一つで大喧嘩になったとらやの話などから脱線。

フランス哲学者・レヴィナスの語る「愛の現象」が
バス停で出会ったおばあちゃんとの逸話に込められている。…など。

寅さんもイエスも、一度会ったら忘れられない人だった。



寅さんとイエス (筑摩選書)/米田彰二


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ
「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
[ 2012/11/13 01:34 ] 【よ】米田彰男 | TB(0) | CM(0)

リスナーからのお手紙 -今朝の三枚おろし

2012年11月05日~11月09日 AM東海ラジオ放送まとめ

中国の反日襲撃に心を痛めていると鉄矢さん。
長安の碑がペンキでまっ白に塗られ、寿司屋が襲われた。

なぜかラジオでしか報じられていない中国の真相・・・
今、勉強中なのでいつか三枚におろしますと予告。


高倉健さんは撮影現場で座らない。
バミり位置から動かない。

集中力を持続させるため・・・
「動くと雪が崩れちゃうから」八甲田山での一言。


原発について。
電力のことは大丈夫なんだろうか?
再稼働で電気代が安くなり経済競争力の助けになるのでは?

愛国者が90%を越えると滅びる。
ナチスがそうだった。
多様性の欠如が死を招く。

醤油屋のおやじが言った。
「醤油作ってるとこなんか見せられねえや。」

そんなカビだらけの倉の中。そこには麹菌がいる。
湯浅の麹菌はメコン川からやってきた。


反日の中国は意外と親日でしたよの鉄矢さんの発言・・・
あの二ヶ月後のチンタオの映像に衝撃を受けた。


幽霊の話。
年末に向かっていろいろおろしていきますと宣言。

鎌倉仏教の一遍、幻覚・妄想の話。
べてるの家の幻覚を競う大会に審査員として参加した。
宗教と統合失調症の幻覚は、同じである。

鉄矢さんの奥さんの父が90歳過ぎて亡くなった。
熊本の親父が庭に埋めた花が咲いた。


・・・などなど、まとめと予告の週。



武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
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