武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【日本人の遺伝子 /徳川 恒孝】

2013年07月15日~2013年07月19日
2013年07月22日~2013年07月26日 AM東海ラジオ放送まとめ

なぜか鉄矢さんが惹きつけられるという縄文時代。
一体、我々の縄文時代とは・・・

日本人の遺伝子日本人の遺伝子
徳川 恒孝
PHP研究所


縄文時代は1万年。

採取、狩猟ではあるが、豊かな
「ほかの文明に学ぶことがなかった」などと言われるが、
しかし、豊かだったからこそ1万年も続いたのではないか。

1週間働き、3週間休む。
人口の4割は働いてなかった。

日本人は国家にあまり興味がなかった。
国家なんてろくなもんじゃないと思った人たちが作った日本。
中国や朝鮮半島の歴史からの反動…の意見に賛成立場の鉄矢さん。

売ることを考えなければ、意外と豊かな食生活。

現代、市場を経由しない米が多い。
米(野菜)を贈るという習慣は、その分は経済指標はカウントされない。

価値交換が経済の減速であり、贈与はカウントされない。
つまり正確な数字ではないということ。
縄文を考えるときの「豊かさ」は、贈与を念頭に置く。

縄文は、土器の文明。
それは7大文明に負けない豊かさであった。

いまだに鍋物が好きな日本人、土器に弱い。
具材のうまみが鍋のなかに留まる土鍋、汁がうまい。


鳥をシンボルにした 中国の王朝「商」(別称・殷)
彼らは滅ぼされた後、日本に移ってきたのではないか。

呉などの不思議な地名が残るの理由。
その逆も仮説できる、広島から中国に渡って呉や越を作る…など。
歴史は循環である。



土器は信仰の対象だった。
絵に描いてゾッとしたことがある鉄矢さん。
割って壊すことに宗教的な意味があったのではないか。

「のどか」





日本人の遺伝子(徳川 恒孝)/日本人の遺伝子
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[ 2013/07/26 09:32 ] 【と】徳川恒孝 | TB(0) | CM(0)

今朝の三枚おろし【放射能問題に立ち向かう哲学 /一ノ瀬正樹】

2013年07月01日~2013年07月05日
2013年07月08日~2013年07月12日 AM東海ラジオ放送まとめ

ささいな一言が問題発言にならないか、迷った。
番組スタッフにも相談して、しかしやろうと決めたネタ。

今年読んだ本で、大きく心を揺さぶられたという。
鉄矢さんの琴線に触れたのは、放射能問題に哲学で立ち向う姿勢。

放射能問題に立ち向かう哲学 (筑摩選書)放射能問題に立ち向かう哲学 (筑摩選書)
一ノ瀬 正樹
筑摩書房


一体、何におそれているのか?

放射能・セシウム・被爆…目に見えないのに怯える。
私たちの怯えとは、一体なんなんだろうか…?
そこで著作は「哲学の出番です」と頼もしく。

原発賛成・反対などには一切触れず、
放射能にのみ哲学のスポットを当てる。

発ガン性への恐怖を考える。
避難のストレスで亡くなった方が現在600名ほど。
「ガンを回避するための避難」は命を守ったのか?

そもそも、ガンと被ばくを因果関係で結ぶのは難しい。
また、放射線によるガン研究の歴史は80年足らず。

年間1ミリシーベルトの基準

1.1ミリシーベルトは危険だが、0.9ミリシーベルトは?
・・・それは安全とは言えない。

鉄矢さんは心臓手術の検査で7~8は浴びている(健康のために)。

また、年間1ミリを超える地域もある(自然現象として)。
自然でも人口でも放射能は放射能、同じである。

では、どうすればいいのか!?
そこで、哲学の出番である。

意味のない数字を並べて議論するのをやめよう。

年間●ミリシーベルトの被ばくでがん死に至る可能性は●%…
根拠のない数字をぶつけあっている。
大酒タバコの方が危険である。

100%の安全を、仮説に求めている。
あくまでも、仮説である。

呼吸するだけでも活性酸素は発生する。
生きると言うことは、被ばくすることである。
私たちは、何に恐怖しているのか?

「危険ではないこの世」は存在しない。
放射能問題は、数値ではなく哲学の問題ではないか。

絶対に良いことなどなく、また絶対悪も断定しづらい。
自信のないまま勉強していくのがまっとうな生き方ではないか。

安全と健康を議論するのであれば、
その先の死を見据えるべきである。

放射能問題は、死への問いかけではないだろうか。

大切なのは、度合いを知り、少しずつ前進すること。
一発で変えたい人たちはCHANGE!と叫ぶ。
「日本を変える」と吠える前に自らが変わるべきである。

避難を拒否した人たちは、未だ健康である。
避難だけが最前の方法ではなかった。

安全と健康、死を意識しなければ人間らしくならない。
哲学、考えること自体が貴重な財産になるのではないか。
こんな経験している国は、他にない。



放射能問題に立ち向かう哲学 (筑摩選書)/一ノ瀬正樹
[ 2013/07/06 19:29 ] 【い】一ノ瀬正樹 | TB(0) | CM(0)

今朝の三枚おろし【日本辺境論 /内田樹】

2013年06月24日~2013年06月28日 AM東海ラジオ放送まとめ

私たちは変化するが、変化の仕方は変化しない。

国家的危機に立ち返ったとき、立ち返るべき初期設定がない。
「そもそも我々は何故この国を作ったのか」への答えがない。
それが日本。

日本辺境論(新潮新書)日本辺境論(新潮新書)
内田樹
新潮社


ご存じ、内田先生の名著から先週のやり直しを。
遠い東の野蛮人であった日本人は、世界の中心にいない。

かといって、表通りに出ようとせず辺境で良いんだと語る。
海外にコンプレックスを持つ必要ないんだ、と。

この国は、理念に沿って作られたのではない。
初期のマニュアルがない。

それは、知的努力の到達点である。

アメリカには理念がある。
銃社会だって「個人が武器を持ち身を守る」理念のもと。

日本とはこういう国だと書かれた本がベストセラーになったりする。
どういう風にふるまうのが日本人らしいのか、と絶えず考える。

しかし地方には自負すべき哲学がある。
たとえば、渋谷の真ん中で外国人が、大声で日本を批判したとする。
日本批判に対し、渋谷の人々の足は止まらない。

ふいに外国人が「阪神タイガーズは弱い」と言ったらば、
数人の足が止まり、外国人に反論することが容易に想像できる。
こういうところに日本人の辺境人っぽさがある。

「学び」の姿勢

日本人の辺境らしさは、なにも悪いことばかりではない。
外国から侮られるばかりではない。

目標を持って努力しないのが日本人。
報酬をもとめず努力する「学び」を発揮するとき、
日本人は最もクールになるのである。

宮本武蔵は、対決をしなくても素振りをする。
勝つために素振りをする奴は、侍ではない。
松井もそう、努力することが目標になる。









日本辺境論(新潮新書)/内田樹

[ 2013/07/01 09:30 ] 【い】一ノ瀬正樹 | TB(0) | CM(0)
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