武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

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今朝の三枚おろし【売(バイ)の極意/吉村泰輔】

2013年11月18日~2013年11月22日
2013年11月25日~2013年11月29日 
2013年12月02日~2013年12月03日 AM東海ラジオ放送まとめ

日本は、製品よりもセールスマンのパワーが落ちているのではないか?

売(ばい)は寅さんの匂いがする。
実演販売の修行場は、かつて秋葉原だった。

アキバ発! 売(バイ)の極意 ―ガマの油売りもドラッガーも思わずうなる!?実演販売のプロが教える古くて新しい「超絶の販売術」その5つの極意!アキバ発! c ―ガマの油売りもドラッガーも思わずうなる!?実演販売のプロが教える古くて新しい「超絶の販売術」その5つの極意!
吉村 泰輔
健康ジャーナルシャ


テレビショッピングに出ているのは、秋葉原出身だ。
著者は、テレビで一日に最高金額は6500万円売った。

極意、人(じん)をつける。
実演販売の場を、声だけで作る。
海援隊もそうだった。道玄坂で工事を止めたこともあった。

デパート下りエスカレータの人だまり、なぜ下りか?

「ほら、見てください、こんな頑固な汚れがホラ!!」
「なのにこの洗剤ホラ!口に入れても大丈夫なんです!」

空白の法則、ここでわざと喋らない。
通行人の人垣は、ここで「考える」。

同意、交換、ユーモアで客を一歩踏み出させる。
通行人から客、そして消費者へ変えていかなければいけない。

ミラーリング

相手と身振り手振り表情を合わせる。
営業マンもそうしているんじゃないか?
母が子に「どこが痛いの?」とする顔と同じ。

実演販売でもそう。
一歩前に出たお客と同じ顔になる。

ぺーシング
声の調子、大小、明るさ、表情、静けさ…も合わせる。


少し脱線
日本人はすぐ裸になりたがる。
腕まくり、宴会場で浴衣をまくり上げる。
日本人にとって裸は、やる気を見せるみたいな。
裸祭りがいくるあるんだ日本は…と外国人に話してみると良い。

バックトラッキング

相手の話を丁寧に反復、感情を適時、相手の話を要約
鉄矢さんが奥さんに実験した。

ポケットからショーパブの女の子の名刺が出てきた。
肉を食べてるレシートが出てきた。

なるほど、なるほど、分かる分かる。
浮気を心配している、そう、心配しているんだね…
アナタが言いたいことは…だね(と繰り返す)

クレーマー対策にも使える。
同調と共感、確認できた事実を繰り返す。

そして突然、相手に感謝の言葉を送る。
「頷いていただいてありがとう」
同意に対する感謝の言葉が生まれ、対決姿勢が消える。

対人距離120cm

寿司屋のカウンター。
ちょっと手を伸ばすとお茶が出てくる距離。

2・6・2の法則
10人中、2人は買わず、6人が迷い、2人が客になる可能性あり。。
この見極めが売り上げ差につながる。

序破急のリズムのしゃべり方、スタジオで実演。
ミネラルウォーター、いらねえよという客に対し
「実は、私もそうでした。」

この「実は」が魔法の言葉になる。
日本語特有の、告白の枕詞。


効き五感を見抜く

相手の感性が何なのか?
目・耳・皮膚なのか?

質問したとき、相手の目玉の動きで見抜く。
上が目の感覚、
横が耳の感覚、
左下(自分から見て)が皮膚感覚のひと。
右(自分から見て)なら過去に。
左上なら未来に。

日米の実演販売差、
アメリカ人は、野菜切りながら話せない。

日本の大手家電メーカーの失敗要因は、
製品の失ではなく、売の達人を育成してないことじゃないか?

「人生とは、私を売り出す実演販売です」
と著者の言葉で〆め。

売(バイ)の極意(康ジャーナルシャ)/吉村泰輔

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[ 2013/11/26 12:19 ] 【よ】吉村泰輔 | TB(0) | CM(0)

リスナーからのお手紙

2013年11月11日~2013年11月15日 AM東海ラジオ放送まとめ

内田論(辺境論より)
他人の意見を受け売りしている人は、
主張するだけで妥協できない、自分の意見ではないから。
そういえばプロポーズの言葉もたいてい借り物だ。

縄文の話。
似ても焼いてもまずいのは、たぬき。
うまい鹿を絶やさないようにしていた縄文人。


今朝の三枚おろし【「売り言葉」と「買い言葉」/岡本欣也】

2013年10月28日~2013年11月01日
2013年11月04日~2013年11月08日 AM東海ラジオ放送まとめ

吉野家のキャッチコピーの移り変わりが、
時代の価値の優先基準を表している。

1960年代、うまい、早い
1970年代、早い、うまい、安い
1980年代、うまい、早い、安い
2000年代、うまい、安い、早い

「売り言葉」と「買い言葉」―心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書 412)「売り言葉」と「買い言葉」
―心を動かすコピーの発想

岡本 欣也
NHK出版


ヒサヤ大黒堂の「ぢ」、たった一文字の最高の売り言葉だという。
○○しよう、が売り言葉(キャッチコピー)の基本。

トリスを飲んでハワイに行こう
そうだ、京都へ行こう
お正月を写そう

日本を休もう、のときの話。
鉄矢さんは「思えば遠くへ来たもんだ」でCMコンペに参加した。
しかし谷村新司の「いい日旅立ち」に負けた…という。

売り言葉は、あまり凝った言い回しをしない方がいい。

ゼブラのシャーボ。
「右へ回すとシャープペン、左へ回すとボールペン。2本分。」
「一粒300メートル」
そのものの機能をストレートに言った方が良い。

相模ゴム。
商品に微細な穴があり、回収・チェック強化による品薄のため、
新聞の一面に謝罪広告を出した伝説の売り言葉、たった三文字

「チン謝」



買い言葉とは、消費者側の言葉。
ものを買う側の目線で「自分のこと言ってるんじゃないか?」と思う言葉。

百貨店のコピー。

安いものは欲しくない。
安くなったものが欲しい。


サントリー。

恋は遠い日の花火ではない。

つぶやき、小声の言葉に傑作が多い。
伊勢丹、「あ、風がかわったみたい。」
美容家電シリーズ、「綺麗なお姉さんは好きですか」

糸井重里は傑作が多い。

キミと、はじめて 「あんなこと」になった頃。
まだ、このジーンズも、 恥ずかしいほど、青かった。
暗がりで、ゴワゴワ、 音なんかしちゃってサ。


鉄矢さんが最近始めたフライフィッシングの話。
高価な釣り道具やブーツを買った話。
…に脱線する。

内田樹の言葉
「人は原因と結果を逆に考える悪い癖がある」
と脱線…

他者と死者―ラカンによるレヴィナス (文春文庫)


世の中バカが多くて疲れません?
エーザイ

目的があるから、弾丸は速く飛ぶ
パルコ

おいしい生活
西武百貨店(糸井重里)

あいててよかった
セブンイレブン

年賀状は贈り物だと思う
日本郵政

最後に勝つのは、たくさん書いた人。

ど真ん中の価値を探すこと、しつこく取材すること。
深く掘るには、広く掘らなければいけません。
コピーを頼まれたら、100案考える著者の名言。

コピーは企業を誉める。
誉めるという言葉づかいが日本ではパワーダウンしてないか?
メディアの仕事が隙あらば叩く、になってないか?

誉める大切さをもう一度考えて欲しい。
1999年、60の企業が共同で出したコピー、「日本を誉めよう」
そごう西武の傑作「お父さんだって、誉めれば育つ」で締め。



「売り言葉」と「買い言葉」―心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書 412)/岡本欣也
[ 2013/11/04 16:53 ] 【お】岡本欣也 | TB(0) | CM(0)

今朝の三枚おろし【修業論/内田樹】

2013年10月14日~2013年10月18日
2013年10月21日~2013年10月25日 AM東海ラジオ放送まとめ

お腹を凹めようとしてジムに行くと続かない。

目的を持たない方が続く。
柔道では、金メダルを取ろうとする→パワハラが問題。
相撲では、横綱を出そうと必死になり→暴力沙汰の稽古。

修業論 (光文社新書)修業論 (光文社新書)
内田 樹


ウチダ先生は例え話をほとんど使わないから、分かりにくい。
しかし鉄矢さんの持論と、例え話が入り交じる三枚おろし。
どこまでが著者の論かが分からないが、ウチダ論がつづく。

敵を作らないことが、無敵なのである。

例えば、加齢と老化を敵と捉えるなら、
生きていること自体が敵になる。
年をとることは、人の構成要素のひとつなのだ。

因果のなかに自分を置くならば、敵が生まれる。
むやみに敵を作りたがる現代社会。
敵を挙げつづけることは、疲れる。

敵の動きに反応するな

敵の動きを気にするということは、敵に心が捉われている証拠。
「守るべき私」を忘れたとき、武道は最強になる。

目指すものがあるとき、パワーダウンする。
歌もそうで「のっちゃった」ていう瞬間だったりする。
ただひたすらに、のびやかな状態が良い。

ジムに行った回数を数えてると、ロクなことがない。
自分の身体を、自分が支配している思ったら危険だ。

ふと気が付くと、成果がある。
「そろそろ、勝てるだろう」と思っているうちは負ける。

鍛えるという発想が、弱さを構造化させる。

鍛えようとすら、思わない方がよい。
自分を弱さからスタートさせることになる。

動いて、汗かいて、ああ気持ちよかった~だけで良い。
自分も相手も強くなるべく、競争相手を応援しても良い。

「自我」などは存在しない。
幼児期には存在しなかったはずだ。
「自我」は「自己」と言いかえても良い。

自我は、生きるための一個の道具にすぎない。

生命活動の中心にあるものは、生きる力である。
生きる力は、自我機能を停止させる。

「我を忘れた」ことがあるだろう、思い出してみて欲しい。
危機的な意味で考えて、最も邪魔になるものが「自我」である。

災害時、「我先に」では全滅してしまう。
自我を捨て去ることができるのが、生きる力である。

自我を持つ者は、非常時に集団を絶滅に追い込む。
「自我」を脱ぎ捨てるのは、非常時に必要な「情報」を得るため。

武道とは、敵と一体になるための練習ではないだろうか。
敵と一心同体になれるほどに、自我を捨てるのだ。
そうして、敵と共に助かるかも知れない。

私と相手、ではない。
頭がふたつ、手が4本のキマイラ(=複合動物)になるのだ。

その時、自分の身体を操るのは「自我」ではない。
自我を脱ぎ捨てる訓練、それは性的なエロス論とも捉えられる。

人は、神になろうと勘違いしたとき、悪になる。
ヒトラーもムッソリーニもポルポトも、1000年王国を一代で築こうとした。

修行するということは、人が人であろうとする練習。
ジムに行ったり、道場に通ったり、生身であろうとする練習。


修業論(光文社新書)/内田 樹
[ 2013/11/03 07:55 ] 【う】内田樹 | TB(1) | CM(0)

今朝の三枚おろし【脳のなかの天使/ラマチャンドラン】

2013年09月30日~2013年10月04日
2013年10月07日~2013年10月11日 AM東海ラジオ放送まとめ

シバ神の世界観を持つ脳科学者

脳のなかの天使脳のなかの天使
V・S・ラマチャンドラン 山下 篤子
角川書店


鳥の進化。羽は魚のうろこからの進化。
もともとは保温のために纏った羽を、飛ぶために使った。
人間の肺は、魚の浮き袋だった。

スモールサイエンス。
小さな道具で宇宙の真理を追究、証明してみせる。
ガリレオが羽と鉄球を斜塔から落としたように。
電車のつり革の揺れで、地球が自転していることを証明できる。


以前、鉄矢さんが「夢中になって三枚おろしでおしゃべりした」と話す全作↓

脳のなかの幽霊 (角川文庫)


自然界は相転移に満ちている

サルとヒトはどこがちがうのか?
ヒトはある瞬間から、バナナの先の星をつかもうとした。
サルとヒト、脳のちがいは数カ所しかない。

幻視、幻脳。
失ったはずの左手の指がかゆくなったりする。
その感覚が、頬の一部やアゴに移ったりする。
失った左手と顔の「脳内の配線」が近い。

身体の中央に鏡を置いて、右手を動かす。
一週間続けると、かゆみが消える。

脳に左手があるように錯覚させることで、
かゆみの信号を出させないようにする。

幼形成熟

子供のまま成人すること。
人は、その最たる種である。
子供っぽさから文化を作った。

笑顔は、攻撃の表情。
サルなんかがそう。

笑顔は、攻撃しようとして止めた顔。
「うーっそだっ」っていう子供っぽさ。

脳の混乱が、笑顔の根源があった。
歯をむき出しにして笑う人は、噛もうとしてるんじゃないか。

自分は借りもの、自分のものではない。

年をとると、うぬぼれが薄らいでいく。
…という人と、そうでない人もいる。

ウチダ論に逸れる。
自分自身が、すべて自分のものであると勘違いしてる馬鹿が多い。
借りてる、とは思えないのだろうが。

エロスが訪れ、去っていくように、
満ちていたものは、己のものではない。

自分を満たしていたものが、どこかへ還っていく。
ツタヤへ期日内に返却した達成感のように、
年をとるということは、返却期間ではないだろうか。

友人の顔が思い出せない

失認。
お母さんを見てお母さんと思うことができなかったりする。
「見た」という感情が思い出せないと、「見た」ことにならない。

脳内では、およそ40の領域が「見る」を作っている。
そのうち一つでも欠けると「見る」が成り立たない。

「見た」という学習。
カヌーしか見たことのない人は、
目の前にある帆船が、見えない。


脳のなかの天使(角川書店)/ラマチャンドラン
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