武田鉄矢「今朝の三枚おろし」からオススメ本と、ためになる話。

東海ラジオ・カニたく言ったもん勝ちの9時過ぎコーナー「今朝の三枚おろし」から、武田鉄矢さんが紹介した本や放送内容、ためになる話を記録・紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

今朝の三枚おろし【光ありー三冊の本を三枚おろし※本文参照】

2011年10月10日~10月14日
2011年10月17日~10月21日 AM東海ラジオ放送まとめ

三冊の本を三枚おろし。
テーマは「光あり」


鉄矢さん「ちょっと最近クセになってきたんですけど・・・」と冒頭。
2冊同時に、同じテーマで読み比べていると面白いらしい。

三冊のうち一冊目を紹介。
唐突に「91ページ目だけを紹介したいんですが」と話が始まる。

私たちはこうして「原発大国」を選んだ 私たちはこうして「原発大国」を選んだ
武田 徹
中央公論新社

(※一冊目は、先週後半からのつづき)
→先週ブログ記事「原子力レッスン」


信頼について。
人間の本性を考える。

信頼というものが形づくられるために背景としてまず必要な前提は、情報不足である。

人はどうしていいか分からないとき、信頼するかしないかを考える。
情報量が多い場合は、自分の価値観で行動を決めることができる。

例えば、微量放射線の生態への影響。
目で見えない、手で触れらない、認知の不可能な世界。。
自力で確認しようのない情報は、信頼の領域に入る。

私たちは、計器とその計器を作った人を信用できるか?
基準値を説明する専門家の言葉を信じられるか?
危険についての考え方は、ひとつではない。


※※※※※※※※※※

ここで補足説明。
放射能、放射線の健康被害に対する認識については、
別の機会に三枚におろしますけど・・・と言いつつ。

オックスフォード大学の学者さんと本と、
銀座の女医さんの本の2冊のを一緒に読んだ鉄矢さん。

銀座の女医さんは年間1ミリシーベルトでも危険だと言う。
ラジウム温泉ももってのほか、ダメ。放射線治療もダメ。
一方で、月間100ミリシーベルトなら大丈夫という人の本もある。

同じテーマなのにまったくちがう2冊の本を三枚におろすと、
ひとつの真実が見えてくるかもしれない・・・?という挑戦。

※※※※※※※※※※


原発はエリートの産業。
もともと、リストラを目指した産業。

原発には、フォークソングがない。
労働を軽やかに行うためには、歌が存在する。

石炭は雇用が拡大。絵もあれば歌もある。
月がでたでた月がでた。ウランが燃えた♪とは歌わない。


メディア論。
メディアは肉の焼き方「ミディアム」から来ている。
ジャーナリスト、ジャーナルは日記(答えられない水谷さん)。

ジャーナリストとは、日記を書くひと。


日々に敏感で、中間に立つ者。
そのような人たちこそ、信頼に値する。

手もちの情報を励ます。

知らない情報を与えられた人は、おそれおののく。
そんなおそれる人を「いいんじゃないの?おたくの今の考え方で。」と励ます。
そんなメディア、ジャーナリストが信頼できる、良い仕事をするのである。



気仙沼でカキ養殖をする畠山重篤(はたけやましげあつ)さんが、
とても立派なジャーナリストに見えるという、話は転がる。
日々の日記から、鉄の重大さに気が付いた人。

森は海の恋人 (文春文庫)

タイトルは紹介しなかったが、
「この方の書いた本は是非読んでください」と鉄矢さん。

鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語 鉄が地球温暖化を防ぐ

化学。
かつて昔、CO2に覆われたガスの星だった地球、
大気が覆い、海へ鉄分が流れ込み、生物が取り込む。

酸素と二酸化炭素を交換するヘモグロビン、鉄。
酸素を受けとり交換する鉄は、水と同じくらい貴重である。
鉄が豊かな山脈には貝類を励ます栄養素が充満。

ヤマタノオロチの尻尾を切ると鉄の剣があらわれたという。
鉄の加工業で釜石、しじみなど貝類が豊富である。

3.11震災の津波。
気仙沼の海は新だと思った。
海岸からフナムシが消えた。

その時、孫が見つけた小魚の群れ。
家屋が流れる海へ息子とでる。網でかつおが取れた。
マンボウが船にぶつかり、すべて持って帰ってバーベキュー。

畠山さんは思った「避難してた魚たちが帰ってきた!」
全滅したカキも実り始めた。海は死んでなかった。


今がチャンスなんだ!

漁師が、海ではなく山を見るチャンスなんだという。
家屋を建設しなければいけない事実。
この時こそ、日本の木材を使おう。枝打ちだけでもいい。
細い枝を圧縮して一本の柱にする技術も開発されている。

森に光が入り、落葉が腐葉土を作り、海へ鉄が流れ込む。
林業から農業、漁業、すべてが復活できる。
ここに、光あり。




2週目。

メディア、ジャーナリスト。
政治については批評、罵倒、言葉が荒くなってきましたね。
ものごとの本質が見えにくくなっているんじゃないか。

加藤嘉一。静岡生まれの20代の青年。
著作タイトルは新渡戸稲造の言葉。

われ日本海の橋とならん

半年間で、日常会話をマスターしたスゴイ青年。
ラフでタフな、今の日本人には珍しいスタイル。

中学留学と同時にSARSが流行、大学は流行。
朝6時に起きてアイスクリーム売りのおばさんと世間話。
日中も別の売店を手伝い、店のおばさんとコミュニケーション。

夜は警備員のおじさんと話し、人民日報をもらって帰る。
辞書を引いて人民日報を読む。夜はラジオを聴いて勉強。


僕は生まれてから、
元気のいい日本を見たことがない。



今日び20代の若者は絶望の風潮のまっただ中。
北京大学の中は中国は無く、欧米語で話す。
中国のエリートは、中国に留まろうとしない。

元気のないバブル後の日本で育った著者。
活気のある自分を取り戻す若者、加藤嘉一。


自分の意見をきちんと言う。

反日デモを見物に行く加藤嘉一。
しかし、どこかおかしい、何かがちがう。これはデモじゃない。
日本製品を買うな!とプラカードを持つ人を撮るが持つカメラは日本製。

ある日、テレビからの街頭取材を受け、答える。
とっさに話題になり、どんどん依頼が来て答える。

凛とした態度で答える。
外交問題は、双方のズレを理解しなければいけない。
日本の政治家が中国の悪口を言うなら、自分は恥ずかしい。

中国人をして「加藤現象」と言われるまでになる。
月に200本のコラム、100本の講演、匿名で事業もやる。


1989年4月の話だけはしないように。

中国人と話すときに注意しなければ行けないこと。
中国人には触れてはいけないタブーがある。
6.4、それは天安門事件、このことを話すのを嫌がる。

中国は最も高い文明国であった。
中国は大国であるがゆえに、自前の思想でまとまったことがない。
皇帝は、辺境の地から来た異民族であることが多い。

異国から来た皇帝をみんなで取り囲み、中国化する。
マルクス・レーニン、中華思想は外来である。
中央に異国の思想を置いてまとまる大国となる。

毛沢東がやった最大の功績から中国がはじまる。
抗日戦線、日本を負かすことから始まった中華。


日本は、アメリカに負けたと思ってるくせに中国に負けたとは思ってないんじゃないかというズレが、中華の指導者をイライラさせる。


反日は日本への侮辱ではなく、歴史認識のズレだ。
共産党も一目おいている著者・加藤嘉一は、中国自認に役立つ。
巨大すぎるゆえに客観視がないと、自分を認識できない。

東日本大震災での日本人のまとまりは、中国に脅威である。
「こいつらまとまってやがる!」という脅威である。

中国には昼間から博打をやって遊んでいる「暇人」がいる。
著者は「暇人」と呼ぶが、中国には呼び名すらない。

暇人。それは都市部に居住権がある。
5~7人のグループで構成されて、そのうち誰か一人が働く。
50元ほどの賃金をグループでシェアする。

暇人、それは労働放棄した人。
車も家もステータスは何もいらない。
暇人ではなく遊民とでも言うべきか、驚くべきはその数。

3億人の暇人。

著者は感覚的に思う。
もしや、彼ら3億人が中国を動かしているのではないか・・・?
都市で生きていて、一日500~600円稼げるか、稼げないか・・・?
これが中国の中央政府も頭を抱える、労働放棄人を養うという命題。

中国の光と影を追う著者、加藤嘉一。
彼を追い出さない中国という国、ここに光あり。


※1冊目(前回からつづき)
私たちはこうして「原発大国」を選んだ (中央公論新社)/武田徹

※2冊目(畠山重篤さんの著作 ※タイトル指定なし)
森は海の恋人 (文春文庫)
鉄は魔法つかい 命と地球をはぐくむ「鉄」物語(小学館)
鉄が地球温暖化を防ぐ (文春春秋) など

※3冊目
われ日本海の橋とならん(ダイヤモンド社)/加藤嘉一


武田鉄矢さんメインパーソナリティ人気ラジオ番組
BBQRインターネットラジオでも無料放送。東海ラジオ「かにタク言ったもん勝ち」9:15頃~放送/平日
[ 2011/10/21 09:28 ] 番外編 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

著者別
最新の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。